後継者不在および業績低迷下における食品スーパーの事業承継支援
2026/09/02
顧客概要
- 都内23区で、8店舗とベーカリー1店舗を展開する売上規模約100億円の食品スーパー。
- 地域密着型で一定の顧客基盤を有する。
顧客課題
- 近隣への競合スーパー出店により競争が激化し、売上が減少傾向にあった。
- 店舗の老朽化により、新規競合店舗と比較して顧客訴求力が低下していた。
- 赤字基調であり、自社単独での回復が困難な状況であった。
- オーナー社長に子供はいるもののまだ幼く、後継者不在の状態であった。
- 事業継続および従業員雇用維持の方針を維持したい意向があった。
成果・結果
- 上場食品スーパーグループへの株式譲渡を実現。
- 都内23区の店舗ネットワークを一体で承継。
- 買い手は好立地店舗網の一括取得価値を評価し、シナジー創出に取り組むこととなった。
- 売り手は事業継続および従業員雇用維持を実現。
- 地域住民にとっての生活インフラ維持にも寄与。
取り組んだこと(フェーズ1)【6ヵ月】
【案件組成・買い手選定・基本合意】
- オーナーとの面談を通じて売却の方針・条件(事業継続・雇用維持等)を整理
- 企業概要資料を作成し、買収候補先の選定を実施
- 約200社の候補先にアプローチし、案件概要を説明
- 買収意向表明書の受領後、トップ面談等を通じて比較検討を行い、優先交渉先を決定
- 基本合意書を締結し、譲渡スキームを整理
取り組んだこと(フェーズ2)【5ヵ月】
【デューデリジェンス・条件交渉・最終契約締結】
- 財務・法務デューデリジェンス対応(オンサイト含む)および資料開示支援
- Q&A対応、追加資料整備・論点整理
- 店舗実査・契約精査(不動産・取引先・人事)
- SPA(最終契約)ドラフト検討・修正交渉、価格・条件の最終調整
- クロージングスケジュールや社内開示タイミングの検討
取り組んだこと(フェーズ3)【3ヵ月】
【PMI準備・クロージング準備および実行】
- 社内外ステークホルダーへの開示および説明支援
- 従業員説明や取引先通知のサポート
- 両社幹部の顔合わせおよびPMI方針共有
- 雇用条件・経営体制の調整
- 株主総会・各種契約手続きの実施
- クロージングに向けた書類整備・資金決済準備
- 株式譲渡実行・成約式実施
コメント
コンサルタントより
対象会社は売上減少・赤字基調ではあったものの、23区内に一気に複数店舗を展開できるという魅力から大変多くの関心が集まり、好条件での成約となりました。